注文住宅で高い人気を誇る吹き抜けですが、家族の生活音やテレビの音が上下階に響きやすいといった悩みを抱える施主も少なくありません。
和建築ナビに寄せられた施主の声を確認すると、無垢材や土壁といった自然素材をふんだんに使うことで、音の響きがどのように変化し、どのような住環境が実現しているのかが見えてきます。開放感と静寂のバランスについて、施主のリアルな評価を紹介します。
吹き抜け設計と開放的なリビングがつくる音の広がり
大きな吹き抜けや仕切りのない大空間は、家族の気配を感じられる一方で音の伝わり方に特徴があります。木材のプロが提案する空間づくりについての評価です。
BF(ビッグフレーム)構法を活かした、仕切りのない大空間のリビングを提案してくれました。こちらの「木の質感を出したい」という要望に対し、天井に格子状のウッドタイルを配置するなどの具体的なアイデアが豊富で、さすが木材のプロだと感じました。
MyForest BF(住友林業株式会社)
私たちの漠然としたイメージを具体的に汲み取ってくださり、木の温もりを活かしたデザインと、現代的な暮らしやすさを両立させた素晴らしい提案でした。特に、リビングの吹き抜けと大きな窓から光を取り入れる設計は、開放感がありながらも、夏は涼しく冬は暖かいという機能性も兼ね備えており、大満足です。
株式会社建築工房零
完全自由設計ということもあり、こちらのこだわりだった「インナーガレージと吹き抜けの両立」に対して、構造上の制限をクリアしつつ開放感のある間取りを提案してくれました。高級感のある素材選びのセンスも抜群でした。
CENTURY 蔵のある家(ミサワホーム株式会社)
自然素材の質感と遮音性能に対する施主の実感
無垢材や土壁、塗り壁といった素材は、一般的なクロス仕上げと異なり、音の反射を抑える吸音効果や遮音性に寄与します。素材を活かした施工への評価を見てみましょう。
木造住宅の新築を依頼しました。平屋建てで、国産ヒノキを多用し、軒の深い外観が特徴的な設計です。最初の打ち合わせではこちらの希望を丁寧に聞き取ってくれ、特に「冬でも暖かい家にしたい」という要望に対し、断熱材と土壁を併用する提案をしてくれました。木材の選び方や間取りの工夫など、実際の暮らしを想像しやすい説明で安心できました。
株式会社中島工務店
内装木の仕上げや、漆喰壁の塗り壁の質感は、想像通りの美しさで、自然素材の家ならではの温かみと高い完成度を感じています。デザイン通りに細部の納まりもきれいで、全体的に丁寧な仕事でした。
株式会社アトリエデフ
「呼吸する家」という希望に対し、杉の無垢材と珪藻土の組み合わせを提案してくれました。土地の風向きを計算した窓の配置や、パッシブデザインの導入など、プロならではの視点に感動しました。
株式会社安成工務店
完成した家は、まさに私たちの理想を具現化したものでした。自然素材の美しい色合いや質感、随所に施された細やかなデザインが調和し、どこを見てもため息が出るほど美しいです。特に、リビングの勾配天井と梁のダイナミックさ、そして障子越しの柔らかな光が絶妙で、家族みんなが快適に過ごせる空間となりました。
日本ハウジング株式会社
完成した家は木の香りが心地よく、床や柱の表面仕上げも滑らかでした。障子や建具の動きもスムーズで、細部まで丁寧に仕上げられているのを実感しました。外観も落ち着きがあり、地域の景観に溶け込んでいて満足しています。
株式会社中島工務店
まとめ:吹き抜けの音問題を素材で解決する視点
寄せられた施主の声を分析すると、吹き抜けのある住まいにおいて音の響きを和らげ、快適な空間にするための工夫がいくつか見つかりました。
- 吸音性の高い素材の活用: 木材の質感やウッドタイルの配置など、音を吸収する素材を意図的に取り入れることで、大空間特有の反響音を抑える対策がなされています。
- 土壁や塗り壁の採用: 断熱性能の向上とともに提案される土壁や漆喰、珪藻土といった塗り壁は、その多孔質な構造により室内の音環境を整える助けとなります。
- 設計による工夫: 勾配天井や現し梁、スキップフロアなどの構造を活かした設計により、音が直接的に抜けるのを防ぎ、開放感と落ち着きを両立させています。
吹き抜けによる音の広がりを不安に感じる場合は、素材選びや構造面での工夫が重要になります。自然素材を活かした静かな住環境づくりについて詳しく知りたい方は、LINEでプロのセカンドオピニオンを受けてみませんか。また、実際に住まわれてからの音の響きに関する体験談も、ぜひ口コミとしてお寄せください。
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